初撮りは交尾、オオシオカラトンボ

5月27日、17種目、オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)を撮影した。
野周りで、先に寄った溜池でオオシオカラトンボの雄を見た。雌探しで飛んでいるらしい個体だった。
しかし、残念ながら本年初見のオオシオカラトンボは撮りそびれてしまった。
さらに、コシアキトンボ(腰空蜻蛉)の若い雄も撮りそびれた。こちらも、本年の初見種である。

と、そんなことの後に訪れた湿地の縁に交尾中のオオシオカラトンボを見出した。草藪の中だがどうにか撮影できた。
撮影の都合で、いま一声と思い、立ち位置を変えた。が、結局、撮影されるのを嫌がってオオシオカラトンボは交尾状態で湿地の脇の樹林へ飛んで逃げていってしまった。


画像

画像 1 交尾中のオオシオカラトンボ  


昨年までの記録が未整理だが、記憶によれば、オオシオカラトンボの交尾の目撃はもう少し先のような気がする。

さらに記憶によれば、まだシオヤトンボ(塩屋蜻蛉)がいる頃、シオヤトンボと共に雌待ちをしている姿を見ている。
シオヤトンボは地面や地面近く。オオシオカラトンボは地面よりちょっと高い枝や枝先で静止して雌を待つので異種間の陣取りの競合はなかった。
そして、ハラビロトンボ(腹広蜻蛉)の雄が雌を待つような頃になると、あちこちで限なくオオシオカラトンボの交尾が見られるようになった。

この記事を書くのにあたり、2016年と2017年の画像を眺めて見てみた。
2016年6月4日。
2017年6月11日。
それぞれがオオシオカラトンボの初見日だった。静止して雌待ちをしている雄なので画像が記録できたのだった。

2018年の初見・初撮りの記録は、雌待ちの雄でなく、交尾中の雌雄だった。


画像

画像 2 交尾中のオオシオカラトンボ  


なお、この湿地では毎年雌待ちのオオシオカラトンボを見ている。
昨年(2017年)は交尾から産卵にいたるまでも見ている。産卵は雄の警護付きだった。
参考までに、画像 3 はその時の産卵途中の一休みの図である。
雄は雌が逃げないように見張っているように見えた。


画像

画像 3 産卵途中の一休み 雌が逃げないように雄が見張っている  


不思議なことに、今まで、この湿地では、羽化殻、当日羽化の体の固まっていない未熟な個体などは見たことがない。


オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)
不均翅亜目(トンボ亜目) トンボ科 シオカラトンボ属
Orthetrum melania melania

学名の表記が亜種を表しているので、長くなっているが、Orthetrum melania の表記でも問題はない。日本産亜種とのことで、雌雄共に後翅の基部付近が明瞭な黒褐色になっているのが特徴。


http://yagopedia.com/refbook.php?tombo=201 の「トンボ概要」によると、
♂:全長49~61 mm、腹長32~39 mm、後翅長37~47 mm。
♀:全長49~60 mm、腹長31~39 mm、後翅長37~47 mm。
  (日本のトンボより引用)
とあった。


交尾中のオオシオカラトンボの記録で2018年の初見種は17種目。不均翅亜目では10種目となった。
トンボ科の蜻蛉ではシオヤトンボ、シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)、ヨツボシトンボ(四星蜻蛉)、ハラビロトンボ、そして、コフキトンボ(粉吹蜻蛉)に続き6種となった。
普通に見られるシオカラトンボ属は、シオヤトンボ、シオカラトンボ、それにオオシオカラトンボ。今回、オオシオカラトンボが加わったので、シオカラトンボ属は出揃ったことになった。

なお、この記事を書いている9月中旬も、見かける個体数は少なくなってきたが、産卵場所で雌待ちの雄が頑張っている。





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