2017年7月 ミヤマアカネ 未熟な雌雄

毎週のように、休日に出掛ける丘陵地帯。2017年もほぼ順調に、丘陵地帯の散歩は続いている。
このところ、蜻蛉との出遭いが楽しみである。
蜻蛉の中でも、赤とんぼ(トンボ科アカネ属)の目撃記録を整理してみたいと思っている。

先ず、2017年の初見日。
6月17日、アキアカネ(秋茜)。7月2日、ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)。7月8日、ナツアカネ(夏茜)と、ミヤマアカネ(深山茜)。
それぞれに、未成熟な若いトンボ達である。

私にとって、一寸見で、そして、現地で、名前(和名)の判断ができるのはミヤマアカネだけである。
そんなことで、とりあえず、ミヤマアカネの目撃記録の7月分。


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画像 1 ミヤマアカネ 若い雄   


7月8日、丘陵地帯の山麓にミヤマアカネが姿を現した。
2017年の初見のミヤマアカネは雄だった。

この個体は、草の陰に隠れるようにとまっていた(画像 1 )。
一目見て、翅の濃い茶色の帯状の模様から、ミヤマアカネと判った。腹部末端に、上付属器、下付属器が確認できたので雄である。
また、縁紋が白色なので未成熟な若い雄ということになる。



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画像 2 ミヤマアカネ 若い雄   


西日を浴びると翅が黄金色に見えた(画像 2 )。この個体も未成熟な若い雄。
小便(?)を排泄中のように見えた。
今までは、未成熟な個体でも、固形物を排泄(脱糞)するのしか見たことがなかった。
排泄器官は1箇所だけだろうから、固形物と、液体を、適宜出し分けているのであろうか。
もっとも、羽化直後の蜻蛉は余分な体液を排泄するという。なので、羽化直後でなくとも、余分な水分を排泄しても不思議はないのであろう。


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画像 3 ミヤマアカネ 若い雌   


ちょっと日にちが空いて、7月22日。雌の初見日となった。
背面から見ると、翅の黒褐色紋(翅の濃い茶色の帯状の模様)以外に何の特徴もないように見えるミヤマアカネ。
でも、容易に翅の黒褐色紋のお蔭でミヤマアカネと識別できる。この個体、若い雌である(画像 3 )。
なお、雌の縁紋は成熟しても白色のままである。
この個体、草の中で隠れるようにとまっていた。


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画像 4 ミヤマアカネ 若い雌   


画像 3 と同一個体であるが、とまりなおしたので、左側面側から撮影できた。
ミヤマアカネは雌雄ともに、胸部側面に目立つ黒条がないようだ。


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画像 5 ミヤマアカネ 若い雄   


7月も30日となると色付き始めた個体が出てきた(画像 5 )。
腹部背面と前額上部の赤色が目立つようになってきたが、縁紋はまだ白色のままである。


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画像 6 ミヤマアカネ 若い雄   


腹部末端の、上付属器、下付属器から容易に雄であると判断できる。


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画像 7 ミヤマアカネ 若い雌   


腹部末端の、付属器が尾毛と呼ばれるものなので、容易に雌であると判断できる。


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画像 8 ミヤマアカネ 若い雄   


腹部背面と前額上部に薄っすらと赤色が目立つようになってきた若い雄(画像 8 )。
画像 5 の個体に比べると、赤色は薄い。が、縁紋の白色はやや変化して、黄みがかっていた。



ミヤマアカネ(深山茜)
トンボ亜目(不均翅亜目)  トンボ科  アカネ属
Sympetrum pedemontanum elatum






--- ミヤマアカネ関連の記事
2014/10/03  ミヤマアカネ(深山茜)のオス http://gombessa.at.webry.info/201410/article_1.html
2014/10/05  ミヤマアカネ(深山茜) 若いオス http://gombessa.at.webry.info/201410/article_2.html




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