雄の縄張りに侵入したジョウビタキの雌

2017年1月22日、終日晴れ。
午後の一時、強い北西風が吹いたが、気温は概ね高めだった。
この日は、ジョウビタキ(尉鶲)の雄の縄張りと思っていた場所で、ジョウビタキの雌が遊んでいるのを見た。
そして、小さな鷹、ツミ(雀鷹)の存在も知った日であった。
おまけに、コゲラ(小啄木鳥)の餌捕りを見て、撮った。
この日も、前日同様、植物観察は不調だった。
なお、書きそびれていたが、前日は、観察樹のミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)が刈られていることに気付いた。


弁当場の水辺は薄氷が張っていた。
昨夜から、今朝にかけての冷え込みで結氷したのだろう。
薄氷の上では、セグロセキレイ(背黒鶺鴒)が自在に歩き回り遊んでいた。


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画像 1 薄氷の上のセグロセキレイ   


昼食を済ませ、この場を去ろうとしたら、鳥が姿を現した。
そして、水辺の岸近くで、あちこちと、とまり遊んでいるようだった。
ファインダを覗いてみると、1月8日に憶えたばかりの、ジョウビタキの雌だった。
この辺り、訪れる度に、ジョウビタキの雄が出た。それで、てっきり、ジョウビタキの雄の縄張りだと思っていた。
ジョウビタキは越冬のためにやって来て、縄張りを決め単独で過ごすとのことである。
ところが、1週前もこの日も、雄のジョウビタキは姿を現さなかった。
何か、アクシデントでもあったのだろう。と、多少心配していた。
そんな時に、雌が姿を現し遊んでいたのであった。
ヒトの世界と同様に、雌が強いのだろうか。
この場所でも、後からやって来た雌が強く、先にいた雄を追いやってしまったのだろうか。今のところ、謎である。


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画像 2 雄の縄張りに現れたジョウビタキの雌   



沢筋の道沿いでは、陽だまりに、気の早いミヤマウグイスカグラが咲いていた。
程好い陽だまりになる場所なのだろう。
昨日は、観察樹のミヤマウグイスカグラが刈られているを確認した。刈られてしまったミヤマウグイスカグラも、時刻によって陽だまりになるので、例年、早めに咲き出すことがあった。
もしも、刈られていなければ、観察樹のミヤマウグイスカグラも花を着けていたのかも知れない。


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画像 3 陽だまりにミヤマウグイスカグラが咲いていた  



沢筋の道沿いでは、特に成果もなく、一旦、出合いに戻ることにした。
ゆっくりと歩きながら下った。そんな時、鳩より細い感じの鳥が飛んできて枝にとまった。
ファインダを覗いてみると、枝にとまった後姿。だが、ちらっと見えた頭部(横顔)は猛禽のものだった。
帰宅後、調べたら、鷹の仲間のツミという鳥だった。


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画像 4 ちらっと見えた頭部(横顔)は猛禽・鷹の仲間のツミ   


1週前の1月15日にルリビタキがいた藪。その藪に近付くと、藪の中に鳥の気配を感じた。
細い枝が邪魔をしていたが、藪の中の鳥が確認できた。
尾羽が青味がかっている様子から、先週のルリビタキの雌であろうと思った。


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画像 5 藪に隠れるルリビタキの雌   


鳥をそっとしておいた方が好いのだろうが、ルリビタキの隠れる藪の前を通らないと先に進めない。
藪の中のルリビタキはヒトに見られたのを意識してか、先へ、先へと藪の中を進んだ。
そして、藪が切れて、表に出た。身を隠すところがなくなったので、樹上に飛んだ。


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画像 6 樹上に退避したルリビタキの雌   


樹上に退避したルリビタキの雌は、撮られるのを気にしない様子で、枝にしばらくとまっていた。


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画像 7 コゲラ  コナラの幹をコツ コツ コツ   



稜線ではコゲラの餌捕りを見た。
稜線を歩いていると、「コツ コツ コツ」と小さめなドラミングが聞こえてきた。
ドラミングはコゲラの餌獲り時の啄木鳥音である。


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画像 8 餌をくわえたコゲラ   


ドラミングの音源の方を探すと、コゲラが餌捕りをしていた。
画像を確認すると、コナラ(小楢)の幹から離れた嘴には、細長い小さな物を挟んでいた(画像 8 )。
コナラの樹皮に潜んでいた虫を捕ったのだろうか。


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画像 9 コゲラ 同じ位置にとまり首をひねって   


このコナラの樹、コゲラの餌が豊富とみえて、しばらくの間、同じ位置につかまっていた。

同じ位置まり、首をひねって、次の餌をくわえたようだ。
今度の獲物は、丸く見える小さな物だった(画像 10 )。この餌も動物性のものなのだろう。


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画像 10 コゲラ 小さな餌が捕れた    


冬枯れの頃は、散歩の途中で、よくコゲラを見かける。
ほとんどのコゲラは、「コツ コツ」と幹や太目の枝を打ちながら、ちょこちょこと移動する。その移動の様子は、眼で追えるが、カメラで追うのは難しい。
この日の画像のデータを見たら、撮り始めから92秒間同じ位置だった。
お蔭で、距離はあったが、枝に邪魔されることなく、コゲラの餌捕りを記録できた。


この日、最寄のアメダスの記録では、最高気温が11℃とのことだった。
散歩中の丘陵地帯では、気温測定はしなかったが、冬季としては、暖かめの感じだった。
いつも感じるのだが、丘陵地帯の稜線から山麓に下りると暖かく感じられる。
そして、山麓から平地に戻ると、寒さを感じない。と、低温の中でも温度差を体感する。

もっとも、平地だけにいると、冬なので、それなりに寒さは感じる。
機会があったら、それぞれの温度差を測ってみようと思うのだが、まだ、測ったことはない。



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