薄氷の上のハクセキレイ

2017年1月7日、朝から晴れ。前夜から冷えたので、我が家の溜まり水が凍っていた。
丘陵地帯の山麓の溜池も一部分が薄く結氷していた。
そして、ハクセキレイ(白鶺鴒)が1羽、薄氷の上を自在に歩き回り遊んでいた。


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画像 1 ハクセキレイが氷上で遊んでいた   


ハクセキレイを眺めていると、周囲が「ギャー ギャー」と賑やかになった。
鳴き声の方を見ると、オナガ(尾長)の群れが移動中だった。


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画像 2 オナガ 一声鳴いて飛び立った   


画像 2 のオナガは、一声鳴いた後、ダイビングするように飛び立った。

別の水辺では、氷上をキセキレイ(黄鶺鴒)が1羽で遊んでいた。
氷上のキセキレイは、ほぼ駆け足なので、撮影は巧くできなかった。


昼食の後、山に入った。
継続観察中のいくつかの観察樹がある。それらの観察樹の今年の冬芽の観察撮影が目的だった。

この日のお目当ては、ツツジ科ツツジ属のトウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)。
それと、ツツジ科スノキ属のナツハゼ(夏櫨)と、 ウスノキ(臼木)であった。

トウゴクミツバツツジの観察樹は3本だが、いつも場所が分からなくなってしまう。
この日も案の定、1本目から見つからなかった。
1本目の株が、1番見つけ易い位置の株なのだが、見つからなかった。そこで、地形などの目印を頼りに、執念深く探した。
結局、1本目の株は剪定鋏で切られていた。周辺を見渡すと、ツツジ系統の樹が多数切られていた。


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画像 3 どうにか見つけたトウゴクミツバツツジ 冬芽   


この場所に来る途中で、歩道と獣道(けものみち)の分岐点(合流点)に一種のマーキングが目に付いた。その時は、物好きな人がいるものだと思った(※ 1)。
そして、お目当ての株が切られていたので、ピンと来た。
この沢に花屋が入ったのだと。
花屋といっても、生け花材料を扱う花屋だ。
切り口と、切られている数から、この花屋の仕業に相違ないと思った。

恐らく、山主に話を付けているのだろうから、違法行為ではないと思う。
違法行為ではないと思うが、私はこの場所の山主がどなたかは知らない。よって確認する術がない。

まだ記事で書いていないが、ナツハゼの樹が2本なくなったことがある。
盗掘と思っているのだが、掘っている現場を目撃した訳ではないので、確かなことは分からない。
掘られてなくなったのは、樹高2m超えで、枝の横に広がった、庭に植えると見栄えのする株だった。
たまたま、2本とも私の観察樹だったので、掘られてなくなっていることに気付いたのであった。
用意周到、手際もよいので玄人の仕業と思っている。
この2本、それぞれに山主の方を知らない。よって、許諾を得たものか、盗掘か、明確な判断ができないままでいる。


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画像 4 アブラツツジ 冬芽と昨年の果実   


観察樹ではないが、アブラツツジ(油躑躅)が目に付いたので撮影してみた。
アブラツツジは、ツツジ科ドウダンツツジ属。ちょっと細めだったので、剪定鋏の餌食にならなかったようだ。


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画像 5 マルバアオダモの冬芽   


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画像 6 ガマズミの冬芽   


藪の中に観察に手頃なマルバアオダモ(丸葉青椨)とガマズミ(莢蒾)があった。
継続観察の対象にはなりづらい場所だが、それぞれの冬芽を撮影した。

マルバアオダモは雌雄異株。昨年の果実が残っていたので、雌株の冬芽。
この辺り、ガマズミとミヤマガマズミ(深山莢蒾)が混生している。
ガマズミとミヤマガマズミはそれぞれに観察樹を定めてあるが、中々、一年を通しての継続観察ができないでいる。


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画像 7 ナツハゼの冬芽   


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画像 8 ウスノキの冬芽   


ナツハゼと、 ウスノキの観察樹の冬芽を撮影して、この日、目論んだ主な観察はどうにか済んだ。






※ 1 この丘陵地帯の顕著な獣道はイノシシ(猪)の踏み跡。私は目的によっては積極的に利用している。
今までに獣道でヒトに出会したことはない。歩くとすると、余程の目的のある人だけだろう。
例えば、生業で剪定鋏を使う人もよく利用するようだ。


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