カワトンボの仲間 若い雌

2016年5月1日、この日は、時間の余裕を持って、前日にカワトンボの仲間を見たくぼ地形を訪れた。
前日は、先の予定が詰まっていたので、じっくりと観察できなかった。そこで、この日はじっくりと観察するつもりで出掛けた。
前日見たカワトンボの仲間は未同定のまま。だが、この日、じっくりと観察すれば同定の手助けになると思ったのである。

くぼ地形の林に入ると、鱗翅目(蛾)のイカリモンガ(碇紋蛾)がいた。
せっかくなので、撮ろうと思ったが、どんどんと逃げられた。斜面の奥へ奥へと逃げられたので、撮影は諦めた。

目的地の直前から、カワトンボの仲間を見逃さないように、より注意深く歩いた。
前日は、翅の色の橙色が目立つ雄が多数いたが、この日は橙色の翅は見えなかった。透明の翅を持った雌を3匹確認した。


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画像 1 カワトンボの仲間の若い雌 翅、透明。縁紋、白色。   


前日は雌に逃げられたが、この日の雌は逃げなかった。飛び立っても、直ぐに同じ葉に戻ってくるのだった。

眼が慣れてきて、食事中であることに気付いた。飛び立ったのと同じ葉に戻ってくると、口を動かしているので、食事中であると判断した次第である。
結局、ちょいと飛んでは餌を獲り、戻ってはもしゃもしゃ。と、繰り返していた。どんな虫を食っているのかは、私の視力では確認のしようがなかった。

3匹の雌の体長は、夫々、50mm程度。アオキ(青木)の葉が好みなのだろうか、個々にアオキの葉の上に陣取っていた。
体色の緑色と、アオキの葉の緑色が同系で保護色になっていた。体色はアオキの葉迷彩のつもりなのだろうか。


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画像 2 餌の通過を待ち構えるカワトンボの仲間の若い雌    


翅脈は黒色。翅は、画像と違い、ほとんど透明。
光線の加減で、翅脈の黒色が目立ってしまった。
白色の縁紋は、太短いのか、長めなのか、観察経験が乏しいので判断し兼ねた。
アサヒナカワトンボかニホンカワトンボかは、気長に観察せざるを得ないだろう。


蜻蛉の紀 2016年5月1日、その1
南東の風が吹いていたが、このくぼは、尾根に遮られ無風だった。
この日は、若い雄たちの姿はなかった。

 

   --- 付記
滅多にヒトとすれ違うことのない場所だが、カワトンボの仲間の若い雌たちを観察中に、偶然に数人やり過ごした。
誰一人として、道端の日向のアオキの葉にとまる緑色の糸蜻蛉に気付かなかったようだ。
この様子からすると、完全に保護色になっているのかも知れない。
もっとも、皆さん蜻蛉に関心がなく、まったくの興味の対象外で、眼に入らなかっただけかも知れない。
そうなると、アオキの葉と、カワトンボの仲間の若い雌の体色の関連性はなく、偶然にこの場所で3匹の雌が夫々アオキの葉にとまっていただけなのかも知れない。

この日、その後に立ち寄ったいつもの水辺で、糸蜻蛉を見た。糸蜻蛉は、クロイトトンボで今年の初見。体長は30~35mm程度だった。
クロイトトンボは、種名が明確に判るまで2年掛かった。
観察経験がなく、不慣れなこともあるのだろうが、均翅亜目(きんしあもく)の蜻蛉は、概ね、種名同定に苦労している。



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