飛ぶ姿、とてつもなく大きいヤママユのオス

この日は、あまりにも暑いので、木陰に座り、蜻蛉を眺めながら一休みしていた。
いつまでも休んでいる訳にもいかないので、諦めて、歩き出すことにした。
しかし、いきなり、藪道に入るのも気が引けたので、登り口を変更した。
道路から歩き始める登り口に移動。登り口に到着後、予定コースを検討しながら、紫煙をくゆらせていた。
眼前では、スジグロシロチョウ(筋黒白蝶)が吸蜜の最中だった。ハエドクソウ(蝿毒草)の蜜がお気に入りのようで、この一帯から移動しなかった。
スジグロシロチョウを眺めていると、その延長線上の視界に、季節外れの大きな枯葉がひらひらと落ちてきた。
枯葉と思ったが、落ちきってから、少し上へ移動した。これは枯葉ではない、正体を突き止めなくてはと思った。


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画像 1 羽毛状の触角 触角の形状から雄である 


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画像 2 ヤママユの雄 前翅長は80mmだった 


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画像 3 裏側から撮影 雌に比べ腹部は小さいようだ 


道順なので、先ず、スジグロシロチョウを撮影しようと思ったら、ムラサキシジミ(紫小灰蝶)がやって来た。
ムラサキシジミは通過してしまうようだったので、スジグロシロチョウは後回しにして、追いかけてみた。
ムラサキシジミは、忙しく飛び、忙しくとまり、まったく落ち着きがない。それでもどうにか、翅を閉じてとまる姿が撮影できた。もう少し近付きたかったが、どんどんと離れてしまい、谷に落ちる斜面のシラカシ(白樫)の葉陰に隠れてしまった。


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画像 4 翅を閉じたムラサキシジミ 


スジグロシロチョウは、ハエドクソウの蜜がよほどお気に入りのようで、撮影のため近寄っても逃げることはなかった。


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画像 5 スジグロシロチョウ ハエドクソウで吸蜜 



そして、枯葉に見えた生物の正体を確認しに落下地点を覗いた。枯葉色をした大きな蛾だった。羽毛のような形状で立派な触角の様子から雄のようであった。

非接触だが、コンベックスで前翅長を測った。前翅長は80mmだった。
大きさから、ヤママユ(山繭)のようだった。
葉の影で、全体の様子が撮影できないので、少し移動してもらおうとしたが、ちょっかいを嫌がって逃げてしまった。
飛ぶ姿は、とてつもなく大きいヤママユの雄、ゆさゆさと、ゆっくり飛び去っていった。
前翅長が80mmだから、開長は160mmを超えているのだろうから、ゆさゆさと、飛び去る姿は大きかった。
飛び去ったヤママユが戻ってくるとも思えないので、その場を去り、丘陵地帯の散歩を始めた。

ようやく、歩き出したら、コミスジ(小三條)がとまっていたので、行き掛けの駄賃に撮影した。
目測だが、前翅長は35mmほどだった。


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画像 6 翅を開いたコミスジ 


猛暑のため、前週は植物観察の散歩を休んでしまった。
そして、この日。夕方からの雷雨の予報もあり、先の観察予定が詰まっているので、気がせいていたが、歩き始めから道草の日であった。



2015年8月2日の道草の記

8時台から18時台まで、気温が30℃を下回ることのない、暑い日だった。
もうすぐに立秋だが、まだ、秋の気配は感じられなかった。

帰宅後調べた最寄のアメダスの記録によると、最高気温は36℃を超えていた。





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