ミドリシジミの仲間 アカシジミとウラナミアカシジミ

昨年のこと。葉が生い茂り、薄暗い樹林の中で、不気味でもあり妖しい魅力を持つホタルガ(蛍蛾)に出遭った。
今年も、そろそろ、ホタルガに逢える時期になった。そこで、注意深く笹の葉を眺めながら歩いた。
そんなとき、頭上で雷鳴が響き始めた。笹の葉の上に薄茶色の初めて見る蝶が止まっていた。
尻尾(尾状突起)をスリスリしながら止まっていた。触角などの雰囲気がシジミチョウ(小灰蝶)の仲間のように思えた。前翅長は20mm程度だった。
どうやら、降雨の気配を察して、雨宿りの準備で止まっているらしかった(画像 1)。
ちょっと、先へ進み、空の開けた場所に出るた。すると、すでに、黒い雲が垂れ込めていた。戻るにしても、進むにしても、降られるのは必至であった。
進退の決断のため一服点けた。すると、先ほどと同じような蝶が、あちこちと舞い始め、葉に止まった。この蝶も雨宿りの準備らしかった。
翅を閉じた姿は、薄橙色で、黒色の幾何学模様があった。先ほどの蝶の模様違いであろうと思った。雨が落ち始めてきたが、念のため撮影した(画像 2)。
イチモンジチョウ(一文字蝶)らしき蝶も飛んできたが、高い所に止まるので、眺めるだけだった。

雨粒の量が増えてきたので、私も雨宿りの場を求めて移動を開始した。


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画像 1 アカシジミ



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画像 2 ウラナミアカシジミ



雨宿りの後、気になっていたウツギ(空木)の様子を見に行った。
ウツギはすでに開花が始まっていた。開花直前の様子を観たかったのだが、今年も時期を逸してしまった。
雨上がりの空木の花にイチモンジチョウ(※1)が訪れていた。


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画像 3 イチモンジチョウ



画像 1 と、画像 2 の蝶は、帰宅後、Webで調べて、別種と判った。アカシジミ(赤小灰蝶)と、ウラナミアカシジミ(裏波赤小灰蝶)。

ミドリシジミの仲間、アカシジミとウラナミアカシジミとの初めての出遭いだった。
昨年は、3年目にして、ホタルガの存在を意識した。今年は、4年目にして初めて、アカシジミとウラナミアカシジミの存在を意識した。

2014年5月31日の記録 

アカシジミ(赤小灰蝶)
チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ミドリシジミ亜科アカシジミ属
Japonica lutea


ウラナミアカシジミ(裏波赤小灰蝶)
チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ミドリシジミ亜科アカシジミ属
Japonica saepestriata


イチモンジチョウ(一文字蝶)
チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科タテハチョウ亜科オオイチモンジ属
Limenitis camilla


おまけ
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画像 4 アカシジミ




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画像 5 ウラナミアカシジミ


アカシジミを初めて意識した場所で、翌日も、アカシジミとウラナミアカシジミがいた。




※1 タテハチョウの仲間のイチモンジチョウは4年前から意識していたのだが、撮影はこの日が初めてだった。


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