手を洗うヘイタイの子供

オニムシ(クワガタムシ)のヘイタイのことを和名ではミヤマクワガタと呼ぶ。と、いうことが分かった話。

十数年前、友人にオオクワガタとミヤマクワガタが人気があると、教えてもらったことがある。しかし、昔々、オニムシに惹かれた頃は、○○クワガタなどとは呼ばなかったので、オオクワガタも、ミヤマクワガタも、見当が付かなかった。
そして、今。ちょっとした出遭いにより、ヘイタイ=ミヤマクワガタであると分かった。


丘陵散歩のとき、オクモミジバハグマ(奥紅葉白熊)の根元付近、落葉の上を移動する虫がいた。
虫を眺めてみると、オニムシのようだった。小振りなその大きさから、ブタと思った。屈みこんで近くで見ると、ヘイタイの子供だった。
かわいそうであったが、移動中のヘイタイに、ちょっと戻ってもらった(画像 1)。

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画像 1 小型のヘイタイ(ミヤマクワガタ)♂  


ちょっと、昔話。
「クワガタムシ」という言葉を知ったのは、「オニムシ」や「カブト」に惹かれなくなってから何年も後のこと。
昔々は、クワガタムシのことをオニムシと呼んでいた。そして、カブトムシはカブトと呼んでいた。

私はそれほど興味がなかったが、数度、近所の年長者(ガキ大将)たちの一行のオニムシ捕りにお供したことがある。そのお蔭で、数種類の名前を覚えている。
「ナタ」・「ノコ」・「タケダ」・「ヘイタイ」などである。角の形や顎の強さは覚えているが、名前を思い出せないオニムシもある。
また、オニムシの雌を総称して「ブタ」と呼んでいた。カブトの雌は「ババア」だった。


ブログにこの記事を書くのにあたり、「ヘイタイ」の和名を調べた。「ミヤマクワガタ」だった。
何故、ヘイタイと呼んだか。「ランドセル(背嚢)」を背負っているから、兵隊さんのよう。とのこと。と、昔々に年長者に教えてもらった。
大きめなヘイタイは、頭部に立派なランドセルを乗せているようで、その姿は、他のオニムシに比べると格好良く見えたものだった。

タイトルや、冒頭で、「ヘイタイの子供」という表現をしたが、昔々の表現。画像のミヤマクワガタは、小振りでも、成虫である。

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画像 2 手(前脚)を洗うしぐさ  



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画像 3 手(前脚)を洗うしぐさ・ストロボ発光  



画像2は、露出時間 1/5秒。心配だったので、画像3ではストロボを焚いた。
触角が見えないので、前脚で手入れをしているのかも知れない。そのしぐさが、まるで手を洗っているようだった。
ミヤマクワガタという和名が分かるまでは、私にとっては、手を洗うヘイタイの子供であった。


体長 3cm。角まで 3.8cm。
角までと書いたが、クワガタムシは、大顎の先端までを含め、「全長」と表すようだ。
よって、全長 3.8cmとなる。大きなミヤマクワガタの半分くらいであった。

2013.08.04 丘陵地帯にて、小型のミヤマクワガタの成虫との出遭いの記録。

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