4月11日 この日もダビドサナエ 他シオヤトンボの探索
4月11日 この日もダビドサナエ(だびど早苗)を観に行った。暖冬の影響で発生が早いかもしれないシオヤトンボ(塩屋蜻蛉)の探索も気掛かりであったが、それ以上に今年はダビドサナエの発生数が多いのでその観察を優先した。
流れを覗き込むと、腹部を伸ばしている最中の不均翅亜目の蜻蛉が目に付いた。
この場所と、時節的なものからダビドサナエであろうと思った。左の葉陰には羽化殻(うかかく)が見えた。
また、腹端部の形状から雌であることも分かった。
水面から目を離し周囲を見渡すと、翅を閉じて止まる雄のダビドサナエ3匹に囲まれていた。複眼の色や翅を閉じて止まる様子から当日羽化であることは想像できた。
画像 3 は私を囲むように止まっていた3匹の雄の内の1匹。
羽化途中の雌、14分後に覗いてみると、腹部が僅か伸びていた。
それから10分ほどして羽化も無事に終了したと見えて初飛行をした。。初飛行は1m程だった。
開翅で天日干しでもするのかと思ったが、直ぐに翅を閉じてしまった。
初飛行後20分ほど同じ場所に止まっていた。そして、意を決してか飛び立った。
眼で追うと、今度は5m程飛んだ。止まった先でも直ぐに翅を閉じてしまった(画像 8 )。
先ほどは3匹の若い雄に囲まれていたが、戻ってみたら、雄は2匹になっていた。
さらに周囲を見回すと若い雌もいた。複眼の色は兎も角として、腹部がしっかりした黒色になっていた。羽化後、どのくらいの時間で体色変化があるのかは判らないが、午前の早めの時刻に羽化したのであろう。と、推測した。
再び、流れを覗き込むと、腹部を伸ばしている最中の羽化途中の個体が目に付いた。
先ほどの雌の羽化場所から数十センチ離れた場所。先ほどの雌の初飛行から50分ほど経っていた。先ほどの雌の初飛行時には既に定位していたのか、それともまだ定位していなかったのかは定かではない。
しかし、羽化が始まっていなかったことは間違いない。水中から出た濡れた体長20mmほどのヤゴがじっとしていても見落としてしまうかもしれないが、羽化が始まったものを見落とすことはことはないだろう。
既に終盤で腹部を伸ばしているところだった。覗きこめる角度が決まっているので、腹端部が雌のようだがまだ明確ではなかった。
せっかくなので、明確に当日(4月11日)の羽化殻を回収することにした。
ただし、羽化途中の個体の近くなので、羽化途中の個体が飛び去るまで待つことにした。
存在に気付いてから15分。この個体の腹部が伸びた。伸びた腹端の形状から、明確に雌と判った。
そして、さらに15分ほどで初飛行をした。先に初飛行した個体と同様にすぐ近くに止まった。
2時間ほどダビドサナエたちを眺めていたことになるが、シオヤトンボの探索も気になっているので、この場所での観察に切りをつけることにした。
当日羽化のダビドサナエの羽化殻を回収して、近くにいた当日羽化の若いニホンカワトンボ(日本川蜻蛉)を記録程度に撮影した。
流れを覗き込むと、腹部を伸ばしている最中の不均翅亜目の蜻蛉が目に付いた。
この場所と、時節的なものからダビドサナエであろうと思った。左の葉陰には羽化殻(うかかく)が見えた。
また、腹端部の形状から雌であることも分かった。
水面から目を離し周囲を見渡すと、翅を閉じて止まる雄のダビドサナエ3匹に囲まれていた。複眼の色や翅を閉じて止まる様子から当日羽化であることは想像できた。
画像 3 は私を囲むように止まっていた3匹の雄の内の1匹。
羽化途中の雌、14分後に覗いてみると、腹部が僅か伸びていた。
それから10分ほどして羽化も無事に終了したと見えて初飛行をした。。初飛行は1m程だった。
開翅で天日干しでもするのかと思ったが、直ぐに翅を閉じてしまった。
初飛行後20分ほど同じ場所に止まっていた。そして、意を決してか飛び立った。
眼で追うと、今度は5m程飛んだ。止まった先でも直ぐに翅を閉じてしまった(画像 8 )。
先ほどは3匹の若い雄に囲まれていたが、戻ってみたら、雄は2匹になっていた。
さらに周囲を見回すと若い雌もいた。複眼の色は兎も角として、腹部がしっかりした黒色になっていた。羽化後、どのくらいの時間で体色変化があるのかは判らないが、午前の早めの時刻に羽化したのであろう。と、推測した。
再び、流れを覗き込むと、腹部を伸ばしている最中の羽化途中の個体が目に付いた。
先ほどの雌の羽化場所から数十センチ離れた場所。先ほどの雌の初飛行から50分ほど経っていた。先ほどの雌の初飛行時には既に定位していたのか、それともまだ定位していなかったのかは定かではない。
しかし、羽化が始まっていなかったことは間違いない。水中から出た濡れた体長20mmほどのヤゴがじっとしていても見落としてしまうかもしれないが、羽化が始まったものを見落とすことはことはないだろう。
既に終盤で腹部を伸ばしているところだった。覗きこめる角度が決まっているので、腹端部が雌のようだがまだ明確ではなかった。
せっかくなので、明確に当日(4月11日)の羽化殻を回収することにした。
ただし、羽化途中の個体の近くなので、羽化途中の個体が飛び去るまで待つことにした。
存在に気付いてから15分。この個体の腹部が伸びた。伸びた腹端の形状から、明確に雌と判った。
そして、さらに15分ほどで初飛行をした。先に初飛行した個体と同様にすぐ近くに止まった。
2時間ほどダビドサナエたちを眺めていたことになるが、シオヤトンボの探索も気になっているので、この場所での観察に切りをつけることにした。
当日羽化のダビドサナエの羽化殻を回収して、近くにいた当日羽化の若いニホンカワトンボ(日本川蜻蛉)を記録程度に撮影した。
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