4月8日 今日もダビドサナエ

 4月8日、お遣いついでの蜻蛉観察。この日もダビドサナエ(だびど早苗)とニホンカワトンボ(日本川蜻蛉)を見る。
 南東風は肌寒く感じたが気温は20℃だった。


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画像 1 ニホンカワトンボ♂ 複眼の色が当日羽化と物語っている   


 流れ脇の草むらを覗く。草むらといっても、草丈はまだ低く短かった。
 まず、ニホンカワトンボが隠れていた。橙色翅型(* 1 )の雄であった。次は、ダビドサナエの雌が隠れていた。
 草むらに隠れるニホンカワトンボもダビドサナエも当日羽化の個体。体色は兎も角として、複眼の色が当日の羽化であることを物語っていた。


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画像2 ダビドサナエ♀ 複眼の色と閉翅の様子から当日羽化の個体   


 ダビドサナエの雌は、羽化場所からこの場所まで飛んできた訳であるが、翅を閉じて止まっていた。
 流水脇の草むらは羽化間もない蜻蛉たちがひっそりと時を過ごすのに適しているようだ。

 この場所がダビドサナエの初見場所。ちょうどこの場所で2018年4月22日にダビドサナエの若い雌との出遭いがあり、この地でのダビドサナエの存在を知ることができたのであった。


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画像 3 羽化途中のダビドサナエ♂ 腹部を伸ばしている   


 流れではコンクリート壁面でダビドサナエの雄が羽化していた。肉眼で羽化殻を見落とすような日陰の環境であった。


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画像 4 羽化途中のダビドサナエ♂ 腹部が伸び肛門水を排出中   


 気付いてから30分ほどすると腹部は伸び、しきりに肛門水を排出中だった。


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画像 5 羽化途中のダビドサナエ♂ 羽化殻と腹端部   


 画像 5 は羽化殻と腹端部を撮影したもの。腹端部、腹部第10節の下面側に肛門水の水球が写っている。
 羽化殻にはピントが合っていないが、成虫の気門から外れた気管(白色の糸状のもの)から新鮮さが読み取れる。


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画像 6 当日羽化のダビドサナエ♀    


 日向の草にはあちこちと翅を閉じたダビドサナエたちが止まっていた。
 皆、複眼の色が薄く当日に羽化した個体たちであることは容易に判った。それに、翅を閉じて止まる姿も羽化間もないと物語っていた。
 

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画像 7 当日羽化のダビドサナエ♂    


 初飛行したものの翅を閉じて止まり続ける♂


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画像 8 日向にあったダビドサナエの羽化殻   




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画像 9 オオアラセイトウで吸蜜中のモンシロチョウ   


 近年はオオアラセイトウ(大紫羅欄花)の記録は付けていない。それでも、記憶によると今年は早く2月から咲いていた。そして、初見の記録はつけなかったがモンシロチョウも2月から姿を現していた。




* 1 橙色翅型
この地でのニホンカワトンボの翅の色の型。この地の雄は橙色翅型と、無色翅型。雌は無色翅型のみが観察できる。

画像 1 の個体は羽化間なく若いので翅の色は薄いが成長にともない濃い橙色に変わってくる。




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