トンボ科 シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)
同属のシオヤトンボ(塩屋蜻蛉)にほんの僅か遅れて出現するシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)。シオヤトンボは6月には姿を消してしまうが、こちらは日差を持って、少なくとも2段編成で大量発生し9月までは当たり前に見られる蜻蛉である。
2019年は4月の低温の影響か発生数が少なく、珍しく感じられる蜻蛉になってしまった。
初見日が4月27日だが確認した個体数が少なかった。その後、若いシオカラトンボが隠れる草むらを覗いてみたが、やはり、個体数は少なかった。
また、お邪魔虫みたいになるほど集まる池を数箇所覗いているのだが、雌を待つ雄達の姿は確認できない。
何処ででも交尾をし、水があればいつでも雌が産卵しているような種だが今年はどうしたのであろうか。
同種には失礼かも知れないが、例年なら見かけても「あっシオカラ」と思うだけでほとんど撮影しない。が、今年は出遭う個体数が少ないので今のところことごとく記録撮影をしている。
2019年の初見5種目は、
シオカラトンボ Orthetrum albistylum speciosum (Uhler, 1858)
不均翅亜目(トンボ亜目) トンボ科 シオカラトンボ属
漢字表記 塩辛蜻蛉
今年は、例年7月に、シオカラトンボが大量羽化する水田を観察する予定である。
前述したが、4月27日にようやくシオカラトンボの姿を確認した。画像 2 は少し飛べるようになった当日羽化の雄。スギナ(杉菜)に隠れるように止まっていた。
そして、画像 3 は羽化殻の近くで飛べないでいる雌。時刻的にも羽化直後とも思えないのだが、翅を開くことなく羽化殻の下方にいた。
翅を閉じたまま、飛ぶこともできず全く無防備な状態であった。
夕刻に覗いたら、まだ画像 4 と同じ状態で止まっていた。そして、翅は閉じたままだった。
気になったので、翌朝に、その後の様子を確認がてら覗いてみた。そしたら翅を開いていた。
縁紋は色付いていたが、透明感ある翅は伸びていなかった。この朝は北西風が強く、開いた翅が煽られていた。
朝の弁当を食べながら初飛行を待ったが、北西風に翅が煽られるだけで、眺めている間には飛ぶことはなかった。
2019年は4月の低温の影響か発生数が少なく、珍しく感じられる蜻蛉になってしまった。
初見日が4月27日だが確認した個体数が少なかった。その後、若いシオカラトンボが隠れる草むらを覗いてみたが、やはり、個体数は少なかった。
また、お邪魔虫みたいになるほど集まる池を数箇所覗いているのだが、雌を待つ雄達の姿は確認できない。
何処ででも交尾をし、水があればいつでも雌が産卵しているような種だが今年はどうしたのであろうか。
同種には失礼かも知れないが、例年なら見かけても「あっシオカラ」と思うだけでほとんど撮影しない。が、今年は出遭う個体数が少ないので今のところことごとく記録撮影をしている。
2019年の初見5種目は、
シオカラトンボ Orthetrum albistylum speciosum (Uhler, 1858)
不均翅亜目(トンボ亜目) トンボ科 シオカラトンボ属
漢字表記 塩辛蜻蛉
今年は、例年7月に、シオカラトンボが大量羽化する水田を観察する予定である。
前述したが、4月27日にようやくシオカラトンボの姿を確認した。画像 2 は少し飛べるようになった当日羽化の雄。スギナ(杉菜)に隠れるように止まっていた。
そして、画像 3 は羽化殻の近くで飛べないでいる雌。時刻的にも羽化直後とも思えないのだが、翅を開くことなく羽化殻の下方にいた。
翅を閉じたまま、飛ぶこともできず全く無防備な状態であった。
夕刻に覗いたら、まだ画像 4 と同じ状態で止まっていた。そして、翅は閉じたままだった。
気になったので、翌朝に、その後の様子を確認がてら覗いてみた。そしたら翅を開いていた。
縁紋は色付いていたが、透明感ある翅は伸びていなかった。この朝は北西風が強く、開いた翅が煽られていた。
朝の弁当を食べながら初飛行を待ったが、北西風に翅が煽られるだけで、眺めている間には飛ぶことはなかった。
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