サナエトンボ科 ヤマサナエ(山早苗)

 ヤマサナエ(山早苗)は胸側に2本の黒条がある中型の早苗蜻蛉。中型の早苗蜻蛉としては出現時期が早い蜻蛉のようだ。
 丘陵地帯の野周りでは見かけるのが稀で観察対象としては難易度が高くなってしまう。山地では明るい沢筋で見られる。今までに丘陵地帯の野周りと、山地の明るい沢筋でしか見たことがないが、山地の沢筋の方が生息密度が高いように思える。

 
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画像 1 逃げ支度のヤマサナエの雌   


 2019年5月3日、丘陵地帯の野周りで不意に足元から飛び立った蜻蛉がいた。眼で追うと木の葉に隠れるように止まった。枝は風で揺れているので撮影は厳しかった。
 記録画像がないと同定すらできないので祈る気持ちで撮影した(画像 1 )。撮影後は何処かの樹上に姿を消してしまった。それと、この目撃場所は水流からは随分と離れた場所なので何をしていたのかは不明である。


 2019年の初見7種目は、
ヤマサナエ Asiagomphus melaenops (Selys, 1854)
不均翅亜目(トンボ亜目) サナエトンボ科 アジアサナエ属
漢字表記 山早苗

 同属のアジアサナエ属にキイロサナエ  Asiagomphus pryeri がいるが、この地には生息していないようなので、紛らわしい存在にはならない。

 何故だか記録したい蜻蛉は足元から飛び立つことが多い。そして、撮り逃がしてしまうことが多いのである。今年の梅雨は久々に梅雨らしい梅雨になった。晴天に恵まれることもなく、ヤマサナエの活動期は終わってしまったようだ。

 怪しげな画像が1枚だけの記事になってしまったが、蜻蛉の大きさと、画像 1 の胸部側面の2本の黒条からヤマサナエ。そして、腹部側面の配色と腹端部の形状から雌としたが、次の機会にはもう少しましな画像を貼りたいものである。







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