カワトンボ科 ニホンカワトンボ(日本川蜻蛉)
2018年は4月11日に当日羽化と思われるニホンカワトンボ(日本川蜻蛉)を見た。そして、その後の観察で、交尾も産卵も確認した。
そこで、今年も間違いなく見られるだろうと思い初見日を気にしていた。ところが、観察地に何回か足を運んだが、ニホンカワトンボの姿を見い出すことが出来なかった。
そして、4月19日になって、ようやくニホンカワトンボの姿を確認できた。複眼がまだ白いので羽化間もないことは容易に推測できた。
さらに、4月21日にはうじゃうじゃと複眼の白いニホンカワトンボたちであるれるかのようだった。今年はソメイヨシノ(染井吉野)の花が2週間以上見られる陽気で羽化が遅れたようだ。
2019年の初見3種目は、
ニホンカワトンボ Mnais costalis Selys, 1869
均翅亜目(イトトンボ亜目) カワトンボ科 カワトンボ属
漢字表記 日本川蜻蛉・日本河蜻蛉
日本固有種。
--- 翅の色の型
ニホンカワトンボは翅の色の型(Type)があり、この地の雄は橙色翅型と、無色翅型。雌は無色翅型のみが観察できる。
その他に雄の淡橙色翅型、雌の淡橙色翅型があるそうだ。この地では見られないようだ。
なお、画像 2 の橙色翅型の雄、成熟すると明らかに翅色が濃くなり、「橙色」と表わす訳が分かる。
--- 紛らわしいアサヒナカワトンボ(Mnais pruinosa Selys, 1853)
この地ではニホンカワトンボと紛らわしいアサヒナカワトンボ(朝比奈川蜻蛉)も観ることができる。が、発生時期に若干の差があるので、混在するようになるまでは識別に悩むことはない。
ニホンカワトンボとアサヒナカワトンボの識別点はいくつかある。間違いないのはDNA鑑定。しかし、観察現場でDNA鑑定はできない。
画像 4 の無色翅型の縁紋の形はいかにもニホンカワトンボ。しかし、安易に縁紋の形だけで同定できないことを昨年学んだ。
両種とも地域差、個体差が大きいようで、ローカル版の簡易識別方を模索していくしかないのかも知れない。
そこで、今年も間違いなく見られるだろうと思い初見日を気にしていた。ところが、観察地に何回か足を運んだが、ニホンカワトンボの姿を見い出すことが出来なかった。
そして、4月19日になって、ようやくニホンカワトンボの姿を確認できた。複眼がまだ白いので羽化間もないことは容易に推測できた。
さらに、4月21日にはうじゃうじゃと複眼の白いニホンカワトンボたちであるれるかのようだった。今年はソメイヨシノ(染井吉野)の花が2週間以上見られる陽気で羽化が遅れたようだ。
2019年の初見3種目は、
ニホンカワトンボ Mnais costalis Selys, 1869
均翅亜目(イトトンボ亜目) カワトンボ科 カワトンボ属
漢字表記 日本川蜻蛉・日本河蜻蛉
日本固有種。
--- 翅の色の型
ニホンカワトンボは翅の色の型(Type)があり、この地の雄は橙色翅型と、無色翅型。雌は無色翅型のみが観察できる。
その他に雄の淡橙色翅型、雌の淡橙色翅型があるそうだ。この地では見られないようだ。
なお、画像 2 の橙色翅型の雄、成熟すると明らかに翅色が濃くなり、「橙色」と表わす訳が分かる。
--- 紛らわしいアサヒナカワトンボ(Mnais pruinosa Selys, 1853)
この地ではニホンカワトンボと紛らわしいアサヒナカワトンボ(朝比奈川蜻蛉)も観ることができる。が、発生時期に若干の差があるので、混在するようになるまでは識別に悩むことはない。
ニホンカワトンボとアサヒナカワトンボの識別点はいくつかある。間違いないのはDNA鑑定。しかし、観察現場でDNA鑑定はできない。
画像 4 の無色翅型の縁紋の形はいかにもニホンカワトンボ。しかし、安易に縁紋の形だけで同定できないことを昨年学んだ。
両種とも地域差、個体差が大きいようで、ローカル版の簡易識別方を模索していくしかないのかも知れない。
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