色付いたミヤマアカネ

2017年9月13日、御使いにデジカメを携行した。
高水敷(河川敷)の道脇にはミヤマアカネ(深山茜)の姿が多かった。
縁紋のまだ白色の未成熟な雄の姿を求めたが、目に付いた雄は、全て、縁紋まで、きれいに赤化した成熟したと思われる個体ばかりであった。


画像

画像 1 ミヤマアカネ 雄 腹部挙上姿勢   


いわゆる逆立ち姿のミヤマアカネ。
逆立ち姿を「倒立」とも、「オベリスク姿勢」とも呼ぶらしいが、「腹部挙上姿勢(ふくぶきょじょうしせい)」と呼ぶのが一般的らしい。


画像

画像 2 縁紋を含めほぼ全身が赤化  


若い未成熟のミヤマアカネの雄は縁紋が白色。腹部が薄い橙色。
それが、成熟に伴い腹部辺りから赤色に色付いてくる。それと、頭部(顔面)も白色から徐々に色が濃くなり、前額も額隆も赤色に色付く。
しかし、縁紋だけは、成熟過程の最後に赤化するようである。

2014年の9月14日に、丘陵地帯の山麓で、全身の赤化が遅れ縁紋が白色の雄を見ている。今年(2017年)は、7月の初見日から意識して、体色の線化する様子を観察している。
そんなことで、環境は違うが、高水敷の道脇でも縁紋が、まだ白色な雄を探した訳である。
残念ながら、縁紋が白色だった個体は全て雌。雄の縁紋は、目撃した全ての個体が見事に赤色に色付いていた。


画像

画像 3 胸部側面も薄っすらと赤化  


胸部側面が見えるとまり方をしている個体がいた。
刈られて枯れた茎の先にとまる雄の、目立つ特徴のない胸部側面は橙色だった。


画像

画像 4 脚部、腿節も薄っすらと赤化  


この個体は、前脚、中脚、後脚と、脚部全ての腿節も薄っすらと赤化していた。

今までは、脚部の色の変化については意識していなかった。過去の画像を確認すると、若い未熟な個体で腿節の色の抜けている個体がいることに気付いた。
色々と見比べると、腿節の色抜け箇所の面積は個体差が大きかった。

推測だが、未熟期からの腿節の色抜け箇所が、成熟に伴い色付くようだ。そして、腿節の色付く範囲は個体差が大きいようだ。


画像は掲載しなかったが、ミヤマアカネの雌も沢山撮った。
また、1、2匹だが、マユタテアカネ(眉立茜)の雌が草藪に潜んでいた。「1、2匹」としたのは、同じような場所で撮影したのだが、撮影時間帯のずれがあるので、同一個体か別個体かの区別が付かないためである。
撮影はしなかったが、ウスバキトンボ(薄翅黄蜻蛉)と、シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)もいた。
例年、この場所でアキアカネ(秋茜)を目撃しているが、アキアカネの登場には、まだ1週ほど早いようだ。

しっかりした秋晴れの晴天で、御使いの途中の長い道草になってしまった。
12:00の屋外の気温は35℃だった。湿度が低めだったので助かった。
それと、ここは、9月下旬でも、蚊に苛まれる場所。だが、この日は気温が高かったためか、まとわり付く蚊に煩わされることはなかった。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック