8月末の赤とんぼ 〈帰ってきたアキアカネ 他〉

2017年8月27日、8月の最終日曜日。この日は、秋雨前線を日本海に中心をもつ高気圧がいくらか押し下げてくれたので、雲は多かったが降ることはなかった。
この数年、不確かな記憶によれば、8月の最終日曜日頃に避暑から戻ってきたアキアカネ(秋茜)を目撃している。

前日(8月26日)、色付いたマユタテアカネ(眉立茜)を目撃した(画像 9 )。そこで、そろそろ、避暑から帰ってきたアキアカネとも出遭えるのではないかと期待して林縁の道へ踏み込んだ。そしたら、アキアカネの雄と雌が潜んでいた。
しかし、既に夕刻。次の予定もあったので、観察や、探索は、翌日の予定に組み入れることにした。


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画像 1 マユタテアカネ 雌  


そして、8月27日。林縁の入り口で、マユタテアカネが出迎えてくれた。ほぼ成熟したと思われる雌だった。
この雌、翅の先端部が黒褐色の型(※ 1 )だった。


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画像 2 ノシメトンボ 雄  


林縁の道に踏み込むと、先ず、ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)の雄が目に付いた。
体色から、成熟した個体と思われた。


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画像 3 アキアカネ 雄  


先へ進むと、前日の個体かどうかは不明だが、アキアカネの雄がいた。
体色からは、ほぼ成熟個体と思われた。


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画像 4 アキアカネ 雌  


そして、アキアカネの雌。
雌も、体色からは、ほぼ成熟個体と思われた。

1週前までは姿を見ることのなかったアキアカネ。姿が見えたということは、避暑地から戻ってきたのに相違ないだろう。


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画像 5 コノシメトンボ 雌  


次は、コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)の雌がいた。
コノシメトンボは観察例がないが、季節的なことと、体色から、ほぼ成熟個体と推定した。

この林縁、8月の上旬にはナツアカネ(夏茜)が潜んでいたが、いつの間にか姿が見えなくなっていた。
その代わりという訳ではないが、蚊が当たり前に増えてきた。
蚊は、朝晩の涼しさを感じるようになるお盆過ぎに増えてくるようだ。昨年、この場所で蚊に食われたのは、10月上旬が最多だったと記憶している。

ウスバキトンボ(薄翅黄蜻蛉)の翅休めを見た後、往路を戻った。
一旦、明るい所へ出て、ミヤマアカネ(深山茜)とヒメアカネ(姫茜)の姿を求め、別の場所へ向った。


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画像 6 ミヤマアカネ 雌  


このミヤマアカネは、ほぼ成熟した雌であろう。


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画像 7 ミヤマアカネ 雄  


体色は、ほぼ成熟した雄。但し、縁紋はまだ白色だった。


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画像 8 ミヤマアカネ 雄  


ヒメアカネの潜んでいるのであろう林に踏み込んだが、ヒメアカネの姿は見出せなかった。
日が翳り始めたので、残念ながらヒメアカネの探索は諦めて戻った。

山麓に出る直前に覗いた場所では、縁紋が色付いたミヤマアカネの雄がいた。
画像 1 ~画像 7 までの蜻蛉は、摂食体勢のとまり方であったが、このミヤマアカネの雄は仮眠体勢でとまっていた。

山麓で一服点けた。前日はこの場所で茜雲が見えたが、この日の、西の空は雲に覆われたままだった。


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画像 9 マユタテアカネ 雄  


ついでなので、8月26日のマユタテアカネの雄。
腹端部の上付属器が上方に反り曲がっているのが特徴。

なお、林縁の日陰の常連蜻蛉、ナツアカネ(夏茜)はお盆の13日に見掛けたのが最後。どこかへ出張しているのだろうか。


※ 1
マユタテアカネの雌の翅は2型あるとのこと。雄と同様に無斑の型と、先端部にノシメトンボに似た黒褐色の斑のある型。
画像 1 は、翅の先端部に黒褐色の斑のある型。翅の先端部の黒褐色の斑は、通称、「ノシメ斑」ともいうとのこと。
また、昆虫雑録の「ヒメアカネ(姫茜)の雌雄 」 2015/09/21 http://gombessa.at.webry.info/201509/article_5.html の画像 4 の個体は、雄と同様の無斑型。




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