新しいもの好き?? ルリタテハ

2016年4月9日、第一部は道草銀輪紀関連の場所でオオシマザクラ(大島桜)の観察だった。
第一部を済ませ、第二部は、テングチョウ(天狗蝶)に遭いたくて、日曜散歩の丘陵地帯へ回った。

自転車を駐輪しようと思った場所に着いたらルリタテハ(瑠璃立羽)が出迎えていた。
ルリタテハは路上で翅を広げて日向ぼっこをしていた。そこへ自転車が来たものだから、その振動で逃げた。

駐輪して、一服点けていると、ルリタテハがやって来て自転車のリヤフェンダーにとまった。
リヤフェンダーがとまり心地が好いのかしばらくの間とまっていた(画像 1 )。


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画像 1 リヤフェンダーにとまったルリタテハ   


ルリタテハの縄張りの守備範囲にヒト(私)が入り、異物(自転車)が置かれたので興味本位でとまったのだろうか。
そのうちに、飛び立った。侵入者があったのである。
侵入者は黒っぽい蝶だった。
ルリタテハも飛んでいるときは黒っぽく見える。ルリタテハの縄張りに侵入した蝶は、ルリタテハの半分以下に見える小さな蝶だった。
大小の黒っぽい蝶が激しい空中戦を繰り広げていた。そのうちに夫々が離れたので、小さな蝶を追った。

飛ぶ姿が黒っぽく見えた小さめの蝶はミヤマセセリ(深山挵)だった(画像 2 )。


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画像 2 ミヤマセセリの雄 ソメイヨシノの花弁と大きさの比較    


翅を広げて地面にとまったミヤマセセリは雄だった。

‏‎ミヤマセセリは、ヒトを嫌ってか、カメラを嫌がってか、ひとところにじっとしていなかった。
しばらくの間、ミヤマセセリを追いかけていたが、切がないので一服した場所に戻った。

一服した場所に戻ると、ルリタテハがやって来て、私の近くにとまった。
カメラの都合で、近いとピントが合わないので、後ずさりして離れて撮影した。


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画像 3 落枝に翅を広げてとまるルリタテハ   


今年(2016年)の越冬明けと思われるルリタテハは3月27日が初見。
その時も、近くにとまられてしまい、撮影に苦労した。自転車を停めたばかりで、接写用のカメラを準備していなっかた。接写用のカメラが準備してあれば撮影可能の近さだった。
今回は、近くにとまられても、後ずさりすることで距離を取り、どうにか撮ることができた(画像 3 )。

後ずさりした位置で撮影をしていると、今度は離れてくれた。そして、先ほどと同じに、自転車のリヤフェンダーにとまった。
リヤフェンダーが余程気に入ったとみえて、開翅でいた(画像 4 )。


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画像 4 リヤフェンダーにとまったルリタテハ 開翅  


ルリタテハは、私の自転車が気に入ったのだろうか。
縄張りの主の守備範囲にヒト(私)が入り、異物(自転車)が置かれたので、危害の有無を確認した後に、興味本位で自転車にとまったのだろう。
それとも、ただ単に、新しいもの好きなのだろうか。

この日の第二部は、歩き初めの前から、道草になってしまった。
すでに、16時近い時刻。山の陰で日が翳るとテングチョウが隠れてしまう懸念があった。ルリタテハ見物は4月3日にたっぷりと堪能しているので、後ろ髪を引かれることもなく歩き始めた。


2016年4月9日の道草の記




ミヤマセセリについては翅表で雌雄の区別ができるので、本稿で雄と記した。
ルリタテハは、知識不足、観察の修行不足で、雌雄の識別方法が判らない。
この道草の後にどうにか撮影できたテングチョウは雌だった。テングチョウは、脚や翅などで雌雄の区別ができるので、識別点が画像に写っていれば判定できる。



   --- ルリタテハ関連の記事
今年初めてのルリタテハ    2015/04/03
ルリタテハ 幼虫と成虫の翅の裏面   2015/03/13
三度目のルリタテハ   2014/04/30


   --- 追記
ルリタテハの雄は縄張りを張る習性があるという。
すると、この日に出遭ったルリタテハは、侵入者のミヤマセセリとバトルをしたり、自転車のリヤフェンダーにとまって監視体勢をとっていたところから、雄であったのであろう。




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