落ち着いて産卵できないシオカラトンボのメス

シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)の雌が産卵をするのを見た。
水面近くをホバリング気味に飛び、腹部を忙しく数回水面に叩きつける。そして、少し移動して、腹部を数回水面に叩きつける。と、そんな行動をしていたので、きっと、産卵であろうと思った。
撮影しようにも、すぐに少し移動してしまうので、ピントを合わせることができなかった。撮影しても、ピンボケの腹部とか、水面にできた波紋しか写っていなかった。
シオカラトンボの産卵の撮影は、上方からでなく、斜め上方からとか、水平方向からが適しているのかも知れない。
目撃しても、撮影できなかったのをカメラと撮影ポジションのせいにして、この記事では、産卵時の画像はない。
この日の道草で、シオカラトンボの雌の産卵行動を3回見た。


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画像 1 シオカラトンボの雌雄  交尾中 


目撃例 1  単独で産卵
シオカラトンボの雌が単独で産卵。
産卵中に雄に迫られ逃げる。


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画像 2 シオカラトンボの雌雄  上が雄で、下が雌 




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画像 3 シオカラトンボ  交尾直後の雌  



目撃例 2  交尾から産卵
交尾をしているシオカラトンボの雌雄(画像 1 )。雄が普段とまる時に使わない前脚も使っていた。水色の複眼が雄。緑色の複眼が雌。
交尾直後の雌(画像 3 )。交尾を終えた茎で一休み(産卵準備?)。
その後、護衛の雄が見守る中で、水面に産卵。
産卵中に別の雄が来てちょっかいを出したので逃げていってしまった。

目撃例 3  産卵を終えた雌
雄の護衛の下、産卵を終えた雌が一休み(画像 4 )。通常、この水辺では雌はとまっていない。
その後、護衛の雄と再交尾。交尾体勢で水辺の草藪へ飛んでいった。
草藪へ隠れてしまったので、次の産卵があったかどうかは未確認。


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画像 4 シオカラトンボ  産卵を終えた雌が一休み  


以上の目撃例から、シオカラトンボの雌は、落ち着いて産卵できないようである。

2015年8月22日の道草の記


シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)
トンボ目 トンボ科 ヨツボシトンボ亜科 シオカラトンボ属
Orthetrum albistylum
雄は水辺に何匹もいて、ちょこちょことまるので撮影の機会が多い。餌を捕獲すると、寄ってきて、見えるところでバリバリと頬張る。実際は、数十センチ以上離れているので、噛み砕きながら食っている音は聞こえない。
雌は水辺周辺の林縁や林の中で見かける。撮影で迫ると逃げる。

また、雌と未成熟の雄は、胸部と、腹部の上面(背面)に黄色があり、ムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)と呼ばれることもあるという。



---   追記
丘陵地帯山麓のこの水辺で、シオカラトンボの産卵は8月15日から目撃するようになった。
交尾は、9月19日まで目撃した。



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