アシグロツユムシ 若齢幼虫

アシグロツユムシ(脚黒露虫)の若齢幼虫を見た。
2015年7月11日、チダケサシ(乳茸刺)の観察株に長さ5mmほどの小さな虫がいた。
長い触角があるのでキリギリスの仲間(キリギリス科)の幼虫であろうと思った。
この辺りは、6月27日頃から、キリギリスの仲間のササキリ(笹螽斯)の幼虫がうじゃうじゃと目に付くようになった。ササキリの幼虫は、頭部の薄橙色が目立つので、すぐにその存在に気付く。
チダケサシの花にたかっていた幼虫の全身は半透明の飴色だった。初めて見た幼虫かも知れない。


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画像 1 ミズヒキの葉の上の アシグロツユムシ の若齢幼虫。葉の反射か、若干緑色に見える 


私がチダケサシの花の観察を終えた頃、彼の幼虫は自主的にミズヒキ(水引)の葉の上に移動していた。ミズヒキの葉は、私の足下で、観察に適した高さだった。
彼の幼虫が、近くで見てくれ、撮ってくれと言わんばかりの移動であった。
お膳立てができてしまったので、道草が始まった。

彼の幼虫、触角に白色のダンダラ縞。そして、脚部では腿節(たいせつ)と脛節(けいせつ)の接合部前後の黒色が目に付いた。
それらの特徴からアシグロツユムシを思い出した。
過去にこの丘陵地帯で見かけたアシグロツユムシの幼虫は体の色の若草色や緑色が鮮やかであった。見かけたのは、7月の中旬以降だった。
帰宅後、アシグロツユムシの過去の画像と比較してみた。この日の幼虫は、体色の違いだけで、姿、形は、まったく、アシグロツユムシの幼虫だった。
Webで調べたら、若齢幼虫だった。幼虫は脱皮ごとに、体色の緑色が濃くなるとのことだった。


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画像 2 アシグロツユムシ幼虫 チダケサシの花よりも小さい。淡い飴色に見えた。 





アシグロツユムシ(脚黒露虫)
バッタ目(直翅目) キリギリス科 ツユムシ亜科 Phaneroptera属
Phaneroptera nigroantennata


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画像 3 ミズヒキの葉の上の アシグロツユムシ の若齢幼虫。後姿。 


画像 3 を撮影後、アシグロツユムシの幼虫は葉陰へと移動していった。

帰宅後、画像を確認したら、尻の左右の突起の基部に毛が写っていた。
そういえば、昨年(2014年)の7月12日に目撃した5mm程度のササキリの幼虫も尻の左右の突起の基部に毛があった。当時、突起の毛の名称と役割を調べ始めた。が、不明のままであったことを思い出した。
その時のメモには尻の左右の突起は「尾毛(びもう)」とあった。尾毛に生える毛のことも調べなくてはと再認識をした。



2015年7月11日の道草の記

キリギリスの仲間の若齢幼虫は、4月にヤブキリが沢山目に付いた。さらに、6月下旬からササキリが目に付くようになった。
そして、7月上旬、アシグロツユムシを見た。

ところで、2013年に「ササキリとアシグロツユムシの幼虫」(仮題)という記事を書く構想があったが、時間が取れなくて、書きそびれていた。
そのときの画像から、若草色のアシグロツユムシの幼虫も参考までに貼っておく(画像 4 )。2013年7月21の撮影である。今になって思えば、体色から中齢幼虫であろうと思えるようになった。


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画像 4 若草色のアシグロツユムシの幼虫 2013年7月21日撮影 


このときの若草色のアシグロツユムシの幼虫は、こぼれ落ちたヤマユリ(山百合)の花粉を美味そうに食っていた。
体長測定は拒否されたような記憶がある。
その後見かけた幼虫は、体色の緑色が濃く鮮やかだった。残念ながら、日時は思い出せない。



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