今年も遇えたアカタテハ

2015年3月29日、前年と同じ場所でアカタテハ(赤立羽)に遇えた。今年の初見である。
この丘陵地帯の私が散歩するコースは限られている。春のアカタテハを意識してまだ2年目なので、初見日が早いのか、遅いのか見当は付かない。なお、昨年は3月23日が、同じ場所での初見だった。

稜線歩きもそろそろ終盤。気圧の谷の影響を受け、今にも雨粒が落ちてきそうな天気であった。
どんよりとした曇り空を気にしながら、アカタテハがいるかも知れないこぶの頂を目指した。

2時間ほど前に遅い中食を摂った場所では、まだ、うす曇だった。
遅い中食を摂った場所に、大きく翅の欠けたアカタテハが来た。その場所で、アカタテハそのものを見たのは初めてだった。
行動食をぱくついている時に、不意に、アカタテハが来たものだから、この場所でのアカタテハは撮りそびれてしまった。
そんなことがあったので、最後のこぶの頂では、慎重にアカタテハの姿を求め、気配を感じることに集中した。
気温は17.5℃、いつ降っても不思議ではない空模様であった。

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画像 1 翅を閉じているアカタテハ 後方から


日差しがあれば、翅を広げて日光浴をしているのですぐに目立つ。しかし、残念ながら日差しはなく薄暗かった。
それでも、翅を閉じているアカタテハを見つけることができた(画像 1 )。
ファインダを覗くと、閉じた翅を震わせているのが分かった。
 

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画像 2 翅を閉じているアカタテハ 側面から


ヒトの気配を嫌がってか、すぐに逃げてしまい、翅を閉じた側面からの姿を撮るまでには時間を要した(画像 2 )。


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画像 3 翅を開いたアカタテハ 


あれこれと偵察しながら時間を潰していたら、どんよりとした雲が少し切れて薄日が射してきた。
地上に降りたアカタテハは少し翅を開くようになった(画像 3 )。


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画像 4 翅を開いたアカタテハ 


画像に撮ると、光の加減で、翅表の橙色の濃淡が変わって見えてしまう(画像 4 )。実物は、画像 3 の色に近いように見えた。

厳冬期を乗り切った蝶にしては、このアカタテハは翅のダメージがほとんどなかった。
このアカタテハ、完全に越冬明けなのか、それとも、越冬途中の日向ぼっこ(日光浴)だったのかは定かではない。


アカタテハ(赤立羽)
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 タテハチョウ亜科 アカタテハ属
Vanessa indica
成虫で越冬する。


2015.3.29  丘陵地帯
稜線のこぶ

こぶ直下のたるではダンコウバイ(檀香梅)が咲き、冬芽(葉芽)の芽鱗が割れ芽吹き始めていた。
昨年、3月23日のアカタテハはすんなりと撮らせてくれたが、今回のアカタテハを撮るのは天候のせいか大分てこずった。


   ---   補足
同属のヒメアカタテハ(姫赤立羽)も成虫で越冬するというが、この地では越冬をしないと思われる。
その訳は、今年のヒメアカタテハの初見後に記してみたい。



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