ルリタテハ 幼虫と成虫の翅の裏面

立羽蝶の仲間のルリタテハ(瑠璃立羽)、今年も、そろそろ、姿が見られるかも知れない。
ルリタテハは成虫で越冬する蝶である。
2013年と2014年の3月に丘陵地帯の散歩中にルリタテハを目撃した。越冬明けだか、越冬中の日向ぼっこなのかは不明。
と、今年もそんな時期が来たので、昨年(2014年)の未整理画像から、幼虫と、翅を閉じた成虫の画像を記録しておくことにした。

6月1日、ヤマジノホトトギス(山路杜鵑)に食痕を発見。葉裏を覗き込むと、ルリタテハの幼虫がいた。
撮影をする都合で、ヤマジノホトトギスの葉の上に移動してもらった(画像 1 )。

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画像 1 ルリタテハの幼虫 右側が頭部


毛むくじゃらの頭部を撮影してみた(画像 2)。
幼虫の体長は約30mmだった。

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画像 2 ルリタテハ 幼虫の頭部


先へ進むと、シオデ(牛尾菜)に食痕を発見。葉裏を覗き込むと、ここにもルリタテハの幼虫がいた。
移動させるのも可哀想だったので、葉を裏返し気味にして撮影した(画像 3 )。
体長は測らなかったが、ヤマジノホトトギスの葉を食っていた幼虫よりは大きい感じだった。

この丘陵地帯で、初めてルリタテハの幼虫に出遭ったのは、2012年5月27日。その時は、木の枝を移動中で、ピントを合わせられなかった。
一目散に移動する姿は、遁走中の雰囲気があった。

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画像 3 シオデの葉裏のルリタテハの幼虫と、食痕


6月14日、ルリタテハの成虫がいた。
ちょうど、ムラサキシキブ(紫式部)の花が咲き始めていた。
なお、ルリタテハの幼虫を見た6月1日は、ヤブムラサキ(藪紫)の花が咲き始めていた。
ヤブムラサキとムラサキシキブの開花期が、幼虫と成虫の観察時期の目安になるのだろうか。今年は、その頃になったら、再確認してみようと思う。

何枚か撮影したのだが、翅を開いた姿はよく撮れなかった。
撮影し易い場所に飛んで来てくれたが、翅を閉じて、擬木にとまった(画像 4 )。 ルリタテハお得意の樹皮隠れ(木肌隠れ)だが、擬木では、かえって目立ってしまった。

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画像 4 翅を閉じた成虫



ルリタテハ(瑠璃立羽)
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 タテハチョウ亜科 ルリタテハ属
Kaniska canace
秋の成虫は越冬する。
幼虫の食草は、特定のユリ科の植物とのこと。
ヤマジノホトトギス(山路杜鵑)と、シオデ(牛尾菜)は、この丘陵地帯の出遭いで、確認済み。
そして、幼虫期は食草の葉裏で生活するとのこと。

なお、シオデは、現在、サルトリイバラ科(または、シオデ科)に属する。詳しいことは知らないが、元は、ユリ科に属していたという。


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関連記事、「暫定録」 の「三度目のルリタテハ 」2014/04/30 。




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