カナムグラのキタテハ

青空の下、斜面に沿って空を見上げると、樹上で、銀色に光る蝶が数匹忙しく舞っていた。
憶えたてのウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)であると直感した。
地面に下りて来ないかと待った。
待っていると間もなく、1匹が低い所に下りてきた。翅の表側も見えた。ウラギンシジミのメスだった。
そして、低い所に下りてきたウラギンシジミのメスは、コナラ(小楢)の枝の葉裏に逆さまに止まった。地面から3mほどの高さの枝だった。
斜面の樹上では、相変わらず、銀色に光る蝶が数匹飛び回っていた。

そんな時、1匹の豹紋蝶(ひょうもんちょう)が目線の高さに入ってきた。
藪越しのカナムグラ(鉄葎)がお気に入りだったのか、カナムグラの葉に止まった。

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画像 1 カナムグラで戯れている(?) キタテハ



ファインダを覗くと、豹紋蝶は、キタテハ(黄立羽)だった。
破れているようにも見える翅の縁の突起が特徴でもあるので、他の豹紋蝶との区別が容易な蝶である。
久々に見たキタテハだが、やけに小さく感じた。
カナムグラの蜜を求めに来た訳でもないらしい。カナムグラの葉が気に入ったのか、戯れているようにも見えた。


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画像 2 藪越しにキタテハ 




キタテハ(黄立羽)
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 タテハチョウ亜科 キタテハ属
Polygonia c-aureum

2014.10.18  丘陵地帯
ヒト臭さと獣臭さの境目の藪の中・林縁


キタテハは、河川沿いのフィールドではよく出遭ったが、この丘陵地帯では初めての出遭いだった。
この出遭いの後で知ったことだが、キタテハの幼虫の食草はカナムグラとのこと。
もしかして、画像のキタテハはメスだったのかも知れない。
そして、小さめの個体だったのかも知れない。

なお、ウラギンシジミのメスは、コナラの枝の葉裏に逆さまに、1時間以上止まったままだった。
もしかして、昼寝だったのかも知れない。



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