カラスノゴマ

カラスノゴマ(烏胡麻)を見た。場所は、土手下で、法面との境。
この場所は、8月の下旬に、除草されてしまっていた。
除草後の様子が気になっていたので、9月10日、所用の帰路に回り道をして偵察した。刈られたコセンダングサ(小栴檀草)が伸び始めたその葉陰に黄色い花らしきものが見えた。気になったので、自転車を戻した。そして、犬の糞のないことを確認して、伸び始めていた草の中に足を踏み込んだ。
黄色い花は、2年前の9月以来、2年ぶりに見たカラスノゴマの花だった。

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画像 1 コセンダングサの陰のカラスノゴマの花


もっとも、この時点では、「シナノキ科」ということと、「○○ノゴマ」は憶えていたが、明確な植物名は思い出せなかった。
帰宅後、Webで調べた。「キツネノゴマ」のような気がしたので検索したが、キツネノゴマは存在しなかった。
キツネノゴマが外れたので、次に、青木繁伸さんの「おしゃべりな部屋 (プラネタリウム,星,植物,熱帯魚,統計学)」の「植物園」で、
シナノキ科であること,「」であること,花の色が「」であること,花の咲く季節が「」であること 」の条件で検索した。そして、ようやく、「カラスノゴマ」に辿り着いた。
そんなことがあり、「そういえば、カラスノゴマだったようだ」。と、ようやく植物名を思い出した。
2年前は観察を始めたら除草されてしまった。そして、昨年は、カラスノゴマの黄色い花を見ることはなかった。
そして、今年。一昨年より50mほど上流側で咲いた。一昨年に咲いた場所ではまったく気配はなかった。

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画像 2 カラスノゴマ・茎頂部



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画像 3 茎と葉柄基部の托葉



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画像 4 カラスノゴマの花・萼片は反り返る



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画像 5 長い若い果実 35mm



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画像 6 カラスノゴマの花・薄緑色の子房が見える



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画像 7 花後のカラスノゴマ




カラスノゴマ(烏胡麻)
シナノキ科カラスノゴマ属
Corchoropsis crenata
シナノキ科でも、草本である
風によく揺れる花である


果実(朔果)が熟して、胡麻のような種子が出てくるまで観察を続けたいと思うが、コセンダングサにおおわれてしまいそうなので、どうなるか分からない。

「カラス」は忘れていたが、シナノキ科を覚えていたのには訳がある。以前に、科木合板(しなのきごうはん)を多用したことがあって、科木(しなのき)という樹木の名前を知っていたからである。2年前にカラスノゴマを調べたときに、シナノキ科というものを知り、「シナノキ科」の「シナノキ」は、「科木合板」の「科木」であるということを知った。
当初は、シナノキ(科木)は木本だから、カラスノゴマも木本だと思っていた。そして、幼木にしてはよく花を付けるものだと感心していた。しかし、カラスノゴマは草本だった。ちょっと不思議な気がしたので、化かされたつもりで、「キツネノゴマ」のように記憶してしまったのかも知れない。
今回は、記事として記録したので、よほどのことがない限り、「カラスノゴマ」という名を忘れないだろう。



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