ヤママユ 初めての出遭い

ヤママユ(山繭)の繭は以前から見て知っていたが、ヤママユの成虫と出遭ったのは初めてのことだった。
9月22日、丘陵地帯の散歩の下山途中、もうすぐで山麓という場所で、足元に黄色いものを見た。
細い枝のような樹の、地面近くの低い位置に、オーバーハング(overhang)につかまるかのような恰好の大きな蛾がいた。
目測だが、開張(翅(はね)を広げたときの幅)は、たっぷり15cmはあったと思う。直感は大きい立派な蛾。
以前から、大きい蛾は何度か見ているのだが、撮影する前に姿を消されてしまっていた。

日没も迫っていたが、とりあえず撮影することにした。しかし、うまく撮影できないので、地面に移動してもらって1枚撮った。
レンズを向けると、レンズを嫌ってか、移動してしまう。1m四方ほどの所を、小さく飛んで、あちこち移動した後、低空飛行で、樹林の中へ翔んで行ってしまった。
触角は確認できなかったが、ちらっと見えた腹部は、惚れ惚れするほど膨らんでいた。体型的にオオミズアオの腹部と似ていた。

画像

画像 1 ヤママユの成虫



画像を眺めても、名前の見当が付かないので、Webで絵合わせ。
チョウの図鑑:ガの図鑑 - 岐阜大学教育学部 理科教育講座 地学教室 で、
「蛾類図鑑がるいずかん」から、「ヤママユガ科」へ行き、「ウスタビガ」へ辿り着いた。

次に、一寸野虫(いっすんのむし)さんの 相模国の自然 で、「野蚕」のページを閲覧。ヤママユ(神奈川産)の黄色タイプの画像が、酷似していた。
それにより、出遭った黄色い大きな蛾は、「ウスタビガ」でなく、「ヤママユ」であると同定できた。
念のため、「チョウの図鑑:ガの図鑑 - 岐阜大学教育学部 理科教育講座 地学教室」へ戻り、「ヤママユ」のページをみたら、似ている画像があった。直前のときは、「ヤママユ」は見落としていたのだった。

名前が判ったので、「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」を閲覧。
そこで、ヤママユと、ウスタビガを調べて、開張による大きさの違いが確認できたので、同定のダメ押しができた。


画像を拡大すると、細い感じの触角が写っているので、雌だったのかも知れない。
この記事に、繭の画像も貼っておきたいと思ったが、画像が見つからない。
必要となったら、当面、別記事、 11月の丘陵散歩 の「画像 5 ヤママユの繭」でも眺めることにした。

昨年の6月に出遭った羽化直後と思われるオオミズアオの記事が書けないままだが、放って置くと、ヤママユも、そのままになりそうなので、とりあえず記事にした。
時間のあるときに、また出遭ってみたい蛾である。

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